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双極性障害についてわかりやすく解説

双極性障害とはどういう病気か??

 

「抑うつ状態」が症状として現れる6種類の病気:

・大うつ病:うつ病とも表現される

双極性障害(躁うつ病)

・抑うつ体験反応:神経発達障害との併存症(発達障害の二次障害の扱いとなる)として広義の適応障害を含んでいます

・症候性抑うつ状態

・統合失調症の抑うつ状態

・薬剤性抑うつ状態

このうちの一つです。

 

 

 

双極性障害の特質

 

心の病気として広く知られている双極性障害ですが、実際の発症の原因が脳神経系のバランスが崩れることだと明らかになっています。

脳神経には「中枢(気分、意欲と言った高次機能を司る)」と「末梢(運動神経・自律神経)」の二種類があります。

その中でも中枢神経がバランスを崩す、つまり気分と意欲にズレが生じてしまうことで様々な双極性障害の症状が出現します。

 

 

双極性障害の相

 

双極性障害の"躁"と"うつ"になるまでの4つの相(段階)を解説します。

 

 

 

1、波形がずれているので同調せず、少しずつ気分と意欲の差が開き、気分は良くても意欲が湧かない状態が生まれる。

2、そこに意欲が追いついてくると気分も意欲も一致してプラスになる軽躁状態になる

3、次に逆転が始まり、意欲はあるのに気分が悪いと言う状態に

4、さらに時間が経過すると、気分と意欲がマイナスで一致する状態が生まれる(いわば底打ち体験)

 

このサイクルを時に数ヶ月から数年かけて繰り返します。

波形のズレによるそう状態とうつ状態が混合して存在してしまう「混合状態」が特徴的です。

 

 

混合状態とは具体的にどういった状態でしょうか。

 

・意欲があるのに気分が悪く動けず焦る

・気分はいいのに何かしようと言う意欲が湧いてこない、だからイライラする

そして思考が亢進状態(こうしんじょうたい)になるとネガティブなことをぐるぐる考えてしまう

自律神経が失調してしまう

 

こういった時で、なんとも言えない不安感や焦燥感(しょうそうかん)に襲われ、苛立ちを感じてしまっています。

 

 

双極性障害の種類

 

双極性障害には大きく分けて二つの種類があります。

双極I型障害は躁の山の高さや幅がうつの谷の深さとほぼ同じである型であるのに対し、

双極II型障害は躁の山の高さや幅がうつの谷の深さより低く長くなだらかである型です。

大うつ病の”再発”と躁うつの”うつ”の時期の見極めが難しく、誤診される可能性が大きくなります。

特に双極II型障害は、躁の山が低いため、うつ病とよく間違われやすいので、注意して欲しいです。

 

 

双極性障害が原因で発症する症状例

 

不安や焦りの症状と主に出てくることが多く、いずれも、その後の症状で診断されてしまうことが多々あります。

根本的な問題はそこではないので、以下の診断がついても、注意しましょう。

以下の例が挙げられます。

 

・食事の過剰摂取と吐くことを繰り返す→習慣化→『摂食障害』と診断される

・お酒やドラッグ→依存→『アルコール依存症』『薬物依存症』と診断される

・猛烈な不安や焦りに襲われ、社会生活に適応できない状態になる→『強迫性障害』と診断される

・リストカット→快感より習慣化→『パーソナリティ障害』と診断される

混合状態の辛さを打ち消そうと自己解決を試み、依存症に陥る→『不安障害』と診断される

 

 

まとめ

 

双極性障害(躁うつ病)についてまとめました。

みなさんがこの記事を読んで、少しでも双極性障害についてより詳しく知ることができたなら、とても嬉しいです。

 

 

参考文献

 

復職後再発率ゼロの心療内科の先生に「薬に頼らず、うつを治す方法」を聞いてみました

亀廣聡, 夏川立也 (2020)

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