僕たち・私たちの声 自閉症スペクトラム障害

まんがでわかる!ASDの人はどんなことに困るの?(midoの場合)

NeBAメディア運営メンバーの一人、midoです。

よく、

「精神疾患を持っている人にどう接したら良いかわからない」

「発達障害を持っている人にはどう接したらいいの?」

という質問をもらいます。

そこで今日は、あまり知られていないことに特化して私が困っていることをシェアしたいと思います。

 

[注意]

発達障害を持っているからと言ってみんな同じわけではありません

これは私のケースであり、全員には当てはまりません。ここで取り上げることのソースは私です。

実際にASDを持つ人と接する時は一人ひとりを見ていくことが大切です。

 

ASDのわたしの困りごと

 

私の基本情報

私は小学4年生の頃にASD(いわゆるアスペルガー)と診断されました。

高校は海外に単身留学をしており、現在大学1年生です。知能指数はウィスラー式で126。

他に睡眠障害(概日リズム障害)を抱えています。

家庭環境は父母弟。

 

それでは早速私(mido)が困っていることをご紹介します。

 

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疲れやすい

まず、最初に知って欲しいのは、めちゃくちゃ疲れやすいことです。

発達障害を持つ人の多くは、定型発達の人と同じように生活しています。では、何が違うのか。同じことをやるために割く労力が大きいんです。

ASDや他の発達障害を持っている人は、普通の人が普通にできることが苦手です

私の場合は人と話すことにものすごくエネルギーを使います。

自分の中で相手の言ったことが「世間的には」どういう意味なのか自分に言い聞かせないといけないからです。(後述)

また、感覚過敏などの影響で強い刺激に耐えているとその分疲れます。

 

そのため、1日人と遊ぶと次の日は寝込んでしまうこともあります。

 

疲れすぎるとどうなるのか

私は疲れすぎるとパニックになってしまうことがあります

具体的には、体が勝手に動いたり、声を出してしまったり、自分を叩いたりします。人や物に当たることもあります。

私自身好きでやっていないので、落ち着くとかなり傷ついてしまいます。(自分がまたパニックになってしまった・・・と思い落ち込みます。)

 

パニックになっていたら、とりあえず自分の身を守ってください。そして、なるべく周りの安全を確保して欲しいです。

その前に、パニックになるほど疲れていないか、無理しすぎていないかを確認してくれると嬉しいです。(聞いちゃって大丈夫です)

もし疲れていたら、休ませたり寝かせたりして欲しいです。

 

予定が狂うのが苦手

突然のスケジュール変更が本当に苦手です。

天候のせいだったり、例えばコロナウイルスの影響だったり。仕方ないことは「理解」はできます。一回一回取り乱すこともないです。

でも実際は「仕方ないよね」「また次がある」と自分に言い聞かせてコントロールをしているのでかなり心身ともに疲れます

疲れすぎている時だと、相手や周りに当たってしまうことがあります。

 

予定が変更になる時はこうして欲しい!

なるべく早めに教えてくれると嬉しいです。

また、どうしてなのか理由をきちんと説明して欲しいです。

代わりの予定を立てたり、代わりの案を出してくれると「キャンセルではなくて変更なだけだ」と思えるので、落ち着きやすいです。

 

集中している時は本当に聞こえません

ASDでよくあるのが過集中。何時間でも集中していられます。これは一見いいことに思えるかもしれませんが、過集中の間は周りに気がつかないことが多いです。

例えば作業中に話しかけられて答えが返ってこなくても無視しているわけではありません。本当に聞こえないのです。

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言葉通りにしか受け取れません。言い切りの形は避けて

私たちは日常的に口約束をしたり、お世辞をいいますよね。これを言葉通りに受け取ってしまいます。

「来年会いにいくわ」と言われると、来ないと嘘つき!って思ってしまいます。

「〇〇が一番」と言われると、一番に扱われないと疑問に思ってしまいます。

 

話す時はこうして欲しい

「来年会いにいけるかも」など、ぼかして欲しいです。こうすると、ただの可能性なんだなと理解できます。実際に起きなかったとしても、不安になることを減らせます。

「大切」「大好き」などの言葉は慎重に使って欲しいです。建前であることがよくわからない場合があります。

 

全員仕事ができなかったり、人と話すのが苦手なわけではない

最後によく思われることなのですが、ASDだからって全く人と話せないわけでも、対人の仕事ができないわけでもありません。人によります。

集団で打ち解けることも、冗談を言い合うこともできます。人と話すことは好きです。

接客業の経験もありますし、塾講師や家庭教師などもできます。障害のことを言わなくても、人並みに接客できます。

ASDだからと言って全部できないと決めつけないで欲しいです。

ASDでもできること、好きなことは人それぞれです。

 

ASDの人と会ったらこうして欲しい

どんな助けが必要か聞いて欲しいです!

一部当事者(私含め)やステレオタイプに囚われず、その人を見てくださいその人が困っていることを助けてあげてください。

 

まとめ

私(mido)が困りやすいことのご紹介でした。

繰り返しになりますが、同じASDでも得意苦手は人それぞれです。

私が困っていることを参考にしつつ、一人ひとり違うことを忘れないで欲しいです。

ASDを持つ人、持たない人が共存しやすい社会になるよう頑張っていきます。

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mido

NeBA MEDIAリーダー。慶應義塾大学総合政策学部1年。大学で認知心理学と視線処理を用いた、定量的な自閉症の診断を研究しています。ASD当事者。概日リズム障害、不登校なども経験済み。中高時代はカナダ・BC州に在住

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